来春の将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の挑戦権をトップ棋士10人で争う第79期将棋名人戦・A級順位戦の2回戦のうち、三浦弘行九段(46)―稲葉陽(あきら)八段(31)戦が25日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された。後手番の稲葉八段が146手で勝ち、今期A級での成績を1勝0敗とした。稲葉八段は1回戦の相手が第78期名人戦七番勝負の敗者で、七番勝負が決着していないため、1回戦は指しておらず、本局が実質的に今期A級の初戦だった。敗れた三浦九段は0勝2敗となった。終局は、翌26日午前0時36分だった。(佐藤圭司)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル